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タイトル:男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (1) ―Time to Play― (上)
著者:時雨沢 恵一
イラストレーター:黒星紅白
レーベル:電撃文庫


男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (1) ―Time to Play― (上) (電撃文庫)男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (1) ―Time to Play― (上) (電撃文庫)
(2014/01/10)
時雨沢 恵一

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 現場で超! 珍しいことに定時上がりをした。その定時上がりを利用して久しくアニメショップに顔を出してきた。ショップの方は、コミケが終了した後でということもあり賑わっていた。

 思い悩んでいたことと現在住んでいるところの関係上コミケには参加しなかった。その分を、アニメショップに回して同人誌を1万と3千円分ほど購入してほくほくである。

 そちらも読みたいが、今日読んだのは、昨日と同じ電撃文庫より男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (1) ―Time to Play―である。

 ――――なっがすぎるわ!タイトルどんだけ長いねん!? と思わずツッコミを入れてしまう。そんな本の物語はタイトルだけで説明ができているので割愛をする。(こんなのは割愛とは言わないかもしれないが)

 表現として、主人公のライトノベル作家がヒロインの声優の女の子に首を絞められているところから始まり、走馬灯のように回想をすることで現状に近づいていくという方法である。

 おそろしいことに物語の現状は、首を絞められたままあっさり終わる。作者は長作キノの旅の作者でこのような表現の仕方での物語の進め方で本を一冊書き上げてしまうのはベテランのなせる技である。

 今現在、主人公が進行形で起こっていることの山場を最初にもってきてそこから回想に持っていきそこに至るまでの話をもってくるという方法は珍しいというほどの手法ではない。

 だが、その現在がほぼまったく動かないというのは珍しくわたしが知る中では初めてである。物語の部分を読み終えた時「はぁ!? これで終わり!? マジで!?」と一人の部屋の中で叫んでいた。

 上下巻と分かれているからできる芸当なのだろうがド肝を抜かれた。そんな物語の回想部分の内容は、どのようにライトノベルを執筆するかという事について書かれていた。

 自分もライトノベル作家を目指している端くれとしてこの回想の内容に共感したり、勉強になったことがあって内容を楽しむことができた。

 この本は一種のライトノベルを書くための方法、経験ををノベル化した本でもある。作者が培ってきた技術を盛り込んで執筆してあり指南書でもあるが実は自伝であると考える。

 物語が進んでいるのか進んでいないのかなんとも形容しずらい本という難しさはあるが、物語も表現も読みやすいもので非常におもしろい一冊である。




 
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