2014/08/19
00:06:14
タイトル:ゼロから始める魔法の書
著者:虎走 かける
イラストレーター:しずまよしのり
レーベル:電撃文庫
残業が20時までであって、そこから、自転車と電車を乗り継いでやっとのことで家にたどり着くことが出来き、ライフポイントがギリギリなブログ主です。
退社したいが、少し時間が掛かるとも言われげっそりしていた今日読んだのは、電撃文庫大賞の作品ゼロから始める魔法の書である。
物語は、主人公が獣人である傭兵の男。そんな彼が、ゼロという美少女の魔女と出会う。彼女は、彼女が作り出した魔道書を取り戻す旅を主人公が傭兵として雇われ共に旅をするという物語。
この物語を読んでみて、素直におもしろいとは思うのだが、なんだかくすぐったい物語だと感じた。
ゼロと傭兵の関係がとても甘くくすぐったいというわけではない。主人公の活躍の場面がいくらか薄く、ゼロの活躍の場面が多くもう少し傭兵の方に比重があり、傭兵の心情の厚みを出して共感させることでよりよい物語になると考える。
しかし、それを差し引いても伏線、物語の展開、設定は作り込みが深くそれぞれのキャラクターに映える場面が用意されており配置の仕方が上手と感じた。
今後続巻が発売されるのか、謎だが今後に期待である。
著者:虎走 かける
イラストレーター:しずまよしのり
レーベル:電撃文庫
![]() | ゼロから始める魔法の書 (電撃文庫) (2014/02/08) 虎走 かける 商品詳細を見る |
残業が20時までであって、そこから、自転車と電車を乗り継いでやっとのことで家にたどり着くことが出来き、ライフポイントがギリギリなブログ主です。
退社したいが、少し時間が掛かるとも言われげっそりしていた今日読んだのは、電撃文庫大賞の作品ゼロから始める魔法の書である。
物語は、主人公が獣人である傭兵の男。そんな彼が、ゼロという美少女の魔女と出会う。彼女は、彼女が作り出した魔道書を取り戻す旅を主人公が傭兵として雇われ共に旅をするという物語。
この物語を読んでみて、素直におもしろいとは思うのだが、なんだかくすぐったい物語だと感じた。
ゼロと傭兵の関係がとても甘くくすぐったいというわけではない。主人公の活躍の場面がいくらか薄く、ゼロの活躍の場面が多くもう少し傭兵の方に比重があり、傭兵の心情の厚みを出して共感させることでよりよい物語になると考える。
しかし、それを差し引いても伏線、物語の展開、設定は作り込みが深くそれぞれのキャラクターに映える場面が用意されており配置の仕方が上手と感じた。
今後続巻が発売されるのか、謎だが今後に期待である。
2014/08/17
23:04:53
タイトル:異世界のカード蒐集家 1
著者:茂木鈴
イラストレーター:野崎つばた
レーベル:GCノベルス
久しぶりです。勤務について意気消沈しながらお盆休みを迎え、艦これのイベントで盛り下がったり、盛り上がったりして、小説の執筆を勧めたりをしてそれも今日で終わりになる今日この頃どのようにお過ごしでしょうか。
社会人になって、轟沈寸前のところで休みをもらってなんとか持ち直した……と思い込みたいけど明日からの仕事で盛り下がる今日紹介するのは、CGノベルスより異世界のカード蒐集家 である。
いつもなら、画像のついたアマゾンのページを載せるのだが、検索にひっかからなかったため今回は画像はなしである。
物語は、家族のために偽装自殺をした主人公の最後の願いを叶えて異世界に召喚された。その世界は、倒したモンスターがカードとなる世界であった。
物語の登場人物にドワーフがおり、この主人公と彼らを中心に展開していく。正直、花がなかった。女性キャラがいなかったわけではないが、第1巻ではおまけ程度の扱いだった。
続きがあるようだが、物語は主人公が元の世界のスペックを元に強化されて異世界でTUEEEEEEEしているだけの物語で設定が一応カードという新しいように見えるものを使っているだけで続きは十分であった。
昔はわたしは昔デュエリストだったのでカード蒐集というワードで気になったので読んでみたが、主人公が何をしたいのかわからないなど残念な作品だった。
著者:茂木鈴
イラストレーター:野崎つばた
レーベル:GCノベルス
久しぶりです。勤務について意気消沈しながらお盆休みを迎え、艦これのイベントで盛り下がったり、盛り上がったりして、小説の執筆を勧めたりをしてそれも今日で終わりになる今日この頃どのようにお過ごしでしょうか。
社会人になって、轟沈寸前のところで休みをもらってなんとか持ち直した……と思い込みたいけど明日からの仕事で盛り下がる今日紹介するのは、CGノベルスより異世界のカード蒐集家 である。
いつもなら、画像のついたアマゾンのページを載せるのだが、検索にひっかからなかったため今回は画像はなしである。
物語は、家族のために偽装自殺をした主人公の最後の願いを叶えて異世界に召喚された。その世界は、倒したモンスターがカードとなる世界であった。
物語の登場人物にドワーフがおり、この主人公と彼らを中心に展開していく。正直、花がなかった。女性キャラがいなかったわけではないが、第1巻ではおまけ程度の扱いだった。
続きがあるようだが、物語は主人公が元の世界のスペックを元に強化されて異世界でTUEEEEEEEしているだけの物語で設定が一応カードという新しいように見えるものを使っているだけで続きは十分であった。
昔はわたしは昔デュエリストだったのでカード蒐集というワードで気になったので読んでみたが、主人公が何をしたいのかわからないなど残念な作品だった。
22:38:06
タイトル:賢者の弟子を名乗る賢者 1
著者:りゅうせんひろつぐ
イラストレーター:藤ちょこ
レーベル:GCノベルズ
昨日は艦これのイベントに集中して読書をしなかったので記事は書かなかったのです。そして今日はリアルが強敵すぎて、2次元でもリアルでもハゲそうでストレスマッハな今日このごろである。
そして、ああもう! リアルはホントクソゲーだな! と心の底から叫んだ今日読んだのはこれまたWeb小説が書籍化されたもので、 GCノベルズより賢者の弟子を名乗る賢者 1である。
物語はログ・ホライゾンに似たタイプで、自分のゲームアバターに自分が入り込み、その世界を生きていく物語である。この物語では主人公がキャラリメイク中に寝落ちして起きたらリメイクしていた女キャラになってしまったというものである。
物語の展開を楽しむものではなく、世界感を楽しむ本だった。物語の起伏は小さくあっさりしている。その代わりに少女の行動、周囲の状態が細かく書かれているので大まかなイメージはつかみやすかった。
かなり地の文が多いと感じられた。異世界ものでものの説明でどうしても長くなってしまうのは仕方がないとは思うが、人を使って地の文を少なくしてもよいと思う。
突然異世界に召喚されたのに帰りたいとは思わず、順応しているというのは賢者という落ち着いたイメージに基づくものだろうが、中身は演じている人間なのだからそこに焦燥感やないのはおかしさを感じた。
設定の中でプレーヤー(リアルの人間がゲームアバターに入り込んだ人たちのこと)がほぼ不老なのは、そういうものだとして言われていて仕方がないが、NPCまで年をとっていないというのはこの物語の設定として大きく違和感であった。
中身が常にこれが男なんだと頭に入れながら読むと少女を可愛いと思うのに首をかしげてしまうので、深く考えずこういう少女なのだと考えて読むと楽しむことができる。
設定や、今後についてまだ未知数であり、一癖があるキャラが登場するらしいのでそれが物語を面白くするとすこし期待といったところである。
あと、藤ちょこさんの挿絵がすばらしく主人公が入り込む少女の姿が可愛らしく表現されているが、すこし文章と整合させてみると違和感を覚えるのでそこには注意。
著者:りゅうせんひろつぐ
イラストレーター:藤ちょこ
レーベル:GCノベルズ
![]() | 賢者の弟子を名乗る賢者 1 (GCノベルズ) (2014/06/30) りゅうせんひろつぐ 商品詳細を見る |
昨日は艦これのイベントに集中して読書をしなかったので記事は書かなかったのです。そして今日はリアルが強敵すぎて、2次元でもリアルでもハゲそうでストレスマッハな今日このごろである。
そして、ああもう! リアルはホントクソゲーだな! と心の底から叫んだ今日読んだのはこれまたWeb小説が書籍化されたもので、 GCノベルズより賢者の弟子を名乗る賢者 1である。
物語はログ・ホライゾンに似たタイプで、自分のゲームアバターに自分が入り込み、その世界を生きていく物語である。この物語では主人公がキャラリメイク中に寝落ちして起きたらリメイクしていた女キャラになってしまったというものである。
物語の展開を楽しむものではなく、世界感を楽しむ本だった。物語の起伏は小さくあっさりしている。その代わりに少女の行動、周囲の状態が細かく書かれているので大まかなイメージはつかみやすかった。
かなり地の文が多いと感じられた。異世界ものでものの説明でどうしても長くなってしまうのは仕方がないとは思うが、人を使って地の文を少なくしてもよいと思う。
突然異世界に召喚されたのに帰りたいとは思わず、順応しているというのは賢者という落ち着いたイメージに基づくものだろうが、中身は演じている人間なのだからそこに焦燥感やないのはおかしさを感じた。
設定の中でプレーヤー(リアルの人間がゲームアバターに入り込んだ人たちのこと)がほぼ不老なのは、そういうものだとして言われていて仕方がないが、NPCまで年をとっていないというのはこの物語の設定として大きく違和感であった。
中身が常にこれが男なんだと頭に入れながら読むと少女を可愛いと思うのに首をかしげてしまうので、深く考えずこういう少女なのだと考えて読むと楽しむことができる。
設定や、今後についてまだ未知数であり、一癖があるキャラが登場するらしいのでそれが物語を面白くするとすこし期待といったところである。
あと、藤ちょこさんの挿絵がすばらしく主人公が入り込む少女の姿が可愛らしく表現されているが、すこし文章と整合させてみると違和感を覚えるのでそこには注意。
2014/08/09
18:28:55
タイトル:盾の勇者の成り上がり 6
著者:アサコユザギ
イラストレーター:弥南せいら
レーベル:MFブックス
昨日より艦これのイベントが開始しましたが、情報を集めながらゆっくり攻略していきます。どこもかしこもイベントで阿鼻叫喚がしていてイベントに参加するのが怖い感じです。(だがそれがいい!
さて、盾勇者の成り上がりも6巻である。
物語は、前回の波の戦いで、人での足りなさを痛感した主人公一行。パーティに新規メンバーが加わり、波とは異なる大きな脅威が現れそれに対処していくという展開。
ついにこの物語にも気という概念が登場して幅が出てきたようにも思えるが、新しい設定の追加のしすぎで現状で気という概念が本当に必要なだとは思えなかった。
かつてない巨大な敵が相手となり、映えがありそうだったのだが、あっさり戦闘が終わったので勿体内感じがした。
主人公たちは順当に強化されているが、ほかの勇者たちがわがままの自己中でこれで本当に勇者で協力ができるのか? と不安になるが、それをどうにかするのも展開の楽しみであるので期待である。
既刊の中では、一番面白くなかった巻であった。だが、今回は物語の中で伏線がいくつも貼られ、次巻に続く意味深な引きとなっておりが気になるようになっているので次巻に期待である。
著者:アサコユザギ
イラストレーター:弥南せいら
レーベル:MFブックス
![]() | 盾の勇者の成り上がり 6 (MFブックス) (2014/06/24) アネコ ユサギ 商品詳細を見る |
昨日より艦これのイベントが開始しましたが、情報を集めながらゆっくり攻略していきます。どこもかしこもイベントで阿鼻叫喚がしていてイベントに参加するのが怖い感じです。(だがそれがいい!
さて、盾勇者の成り上がりも6巻である。
物語は、前回の波の戦いで、人での足りなさを痛感した主人公一行。パーティに新規メンバーが加わり、波とは異なる大きな脅威が現れそれに対処していくという展開。
ついにこの物語にも気という概念が登場して幅が出てきたようにも思えるが、新しい設定の追加のしすぎで現状で気という概念が本当に必要なだとは思えなかった。
かつてない巨大な敵が相手となり、映えがありそうだったのだが、あっさり戦闘が終わったので勿体内感じがした。
主人公たちは順当に強化されているが、ほかの勇者たちがわがままの自己中でこれで本当に勇者で協力ができるのか? と不安になるが、それをどうにかするのも展開の楽しみであるので期待である。
既刊の中では、一番面白くなかった巻であった。だが、今回は物語の中で伏線がいくつも貼られ、次巻に続く意味深な引きとなっておりが気になるようになっているので次巻に期待である。
20:03:30
タイトル:盾の勇者の成り上がり 5
著者:アサコユザギ
イラストレーター:弥南せいら
レーベル:MFブックス
今日も紹介するのは、連日紹介し続けている、盾勇者の成り上がりの続刊である。
物語は活性化と呼ばれる経験値が多く入る現象が起きている島へ行き、主人公たちのレベリングする話と、波に対抗する話。
今までの不平等な立場から成り上がってくる物語とは大きく違い、レベリングと今まで知らなかった知識により差を詰めていく話になっており。主人公たちが他の勇者たちよりも強くなっていく様を見るのは今までの境遇も相極まって面白く読めた。
女王の活躍によりついに主人公の盾勇者が正式に国からの援助を受けることができるようになり、ほかの勇者とやっと同じぐらいの立場になった。
そのようになってやっと本格的に情報共有をすることになって彼らが同じ舞台にいるのにまるで違う舞台に立っているかのような錯誤が起きていた。
これは、自分が知っているゲームであると錯覚させる面白い発想であった。公平性としては欠陥しているとは思うが情報共有されることによってシステムに気づいたらより強化することができるものでよいと感じた。
既刊の中では物語の展開も一番面白いと感じるものだった。すでに成り上がりというところからは外れてしまっているが、今後の展開に期待である。
著者:アサコユザギ
イラストレーター:弥南せいら
レーベル:MFブックス
![]() | 盾の勇者の成り上がり 5 (MFブックス) (2014/04/24) アネコユサギ 商品詳細を見る |
今日も紹介するのは、連日紹介し続けている、盾勇者の成り上がりの続刊である。
物語は活性化と呼ばれる経験値が多く入る現象が起きている島へ行き、主人公たちのレベリングする話と、波に対抗する話。
今までの不平等な立場から成り上がってくる物語とは大きく違い、レベリングと今まで知らなかった知識により差を詰めていく話になっており。主人公たちが他の勇者たちよりも強くなっていく様を見るのは今までの境遇も相極まって面白く読めた。
女王の活躍によりついに主人公の盾勇者が正式に国からの援助を受けることができるようになり、ほかの勇者とやっと同じぐらいの立場になった。
そのようになってやっと本格的に情報共有をすることになって彼らが同じ舞台にいるのにまるで違う舞台に立っているかのような錯誤が起きていた。
これは、自分が知っているゲームであると錯覚させる面白い発想であった。公平性としては欠陥しているとは思うが情報共有されることによってシステムに気づいたらより強化することができるものでよいと感じた。
既刊の中では物語の展開も一番面白いと感じるものだった。すでに成り上がりというところからは外れてしまっているが、今後の展開に期待である。